2009年11月10日 (火)

プロフェッショナル

10月終盤の1週間、恵比寿三越さんの催事に出店させていただいたのだが、そこでの手染メ屋のコーナーは和紙アクセサリー作家さんの隣だった。

その作家さんももちろん売り場にいらしたのだが、最後の2日間は他の催事へ行かなければならないということで、作家さんのお知り合いであるフリーの販売員さんが代わりに来られた。

その方はお名前をS川さんという。
お年は私の親世代より少し下というところだろうか。

S川さんはチャキチャキの江戸っ子で、「てやんでぇ!」とは言わなかったが(「バカヤロウ!」とはおっしゃった)、歯切れのよい江戸弁(というのか?)で語るお話がとっても面白かった。

最初は豊富な販売経験・人生経験を面白おかしく話して笑わせてくださるだけだったのだが、私のあまりのダメ販売員ぶりを放っておけなくなったのだろうか、1日目の終わり頃からいろいろ教えてくれるようになった。

「おせっかいかもしれないけどさぁ…」

に始まるアドバイスの数々はどれも的確で、私にとってはオドロキの連続だった。

いくつもの場面で“ダメだし”されたのだが、例えばストールのディスプレイ―

「こんなふうに置いていてはお客様から見て何だかわからない」

とおっしゃるS川さんの指示に従って置き方を変えた直後、年配の上品な男性が通りすがりにストールを触って行ったなと思ったら売り場をぐるっと一周まわってから戻って来られ、鏡の前でストールを襟元に合わせてご覧になり、そのままお買い上げ~♪

本当に驚きました・・・

「モノがいいのは触ってじっくり見てもらったらわかるんだから、足を止めてもらう工夫をしないと」。

そんなマネキンのプロフェッショナル・S川さんだが語り口の豪快さとは裏腹に、プライベートでは山あり谷ありの人生を送ってこられたようで、仕事のこと以外に過去のご苦労話などもポツリポツリと話してくれた。

「真面目にやってるといい事あるからさぁ」。

勉強になります・・・

S川さんの指導を仰ぐようになった2日目(すなわち三越さんでの催事最終日)の午後はだんだんいい感じで接客できるようになってきた。

でもそれはもう最終日。
あぁ、残念。

あと数日ここでやりたいな、という私にS川さんはひと言、

「あとは京都に帰って自分のお店でやりなさい」。

おっしゃるとおりです・・・

ご覧になっていないと思いますがS川さん、京都に遊びに来られることがあったら是非寄ってくださいね。

心よりお待ちしております!

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2009年10月28日 (水)

We Love 芋煮

日曜は待ちに待った芋煮会。
それに先立って今回の芋煮の先生、I上さんのお母様から荷物が届いた。

中身は山形産の―

・里芋(デカイ!)
・ネギ(立派な太さ!)
・ゴボウ(堀川ゴボウみたいにぶっとい!)
・こんにゃく(寒天みたいに白くてウツクシイ!)
・菊のおひたし(←食用菊で色合いがとっても美しいのだ)

そして

・竹串
―芋に火が通ったか見るのね。(←と思ったら竹串は味をしみ込ませるためにこんにゃくに刺すそうだ。)

・カレールー。しかも甘口と辛口。
―カレー味も人気があるとのことだけど、ルーまで送ってくださるなんて・・・(泣)

更に

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アイラップ・・・

うん。
愛を感じる、愛ラップ??

関西では見たことがない商品だ。
これは芋煮が残った際のお持ち帰り用?

細やかなお心遣いに感謝しつつ、迎えた芋煮会当日―

心配していたお天気も大丈夫そうで、朝10時すぎからボツボツと人が集まり始めた。

まずは里芋の皮を剥く。
来た人から順に持参した包丁で剥く。

この「芋の皮ムキ」のために参加者の皆様には「可能であれば包丁持参で」とお願いしてはいたのだが、予想以上に皆様ちゃんと包丁を用意してきてちょっとびっくり。

芋煮にかける、皆さんの意気込みを感じた。

でもこの「芋の皮ムキ」、みんなでワイワイとやると楽しいから不思議だ。
一人で台所でやると楽しくも何ともないのに。

もしかすると芋煮会の醍醐味はこの皮剥きか?

独身男女が集う合コン芋煮会―
「おっ、○○さん、料理なんかしそうにないのに意外と包丁さばきがうまいじゃないか」

とか

「あら、△△さんって包丁を握る姿がサマになっているわ。料理のできるオトコってステキ」

とかいろんなドラマが生まれたりして・・・

とあらぬ妄想にふけっている間に皮の剥けた芋がどんどんたまってきたので、ステップ2「芋を煮る」へ。

鍋にゴボウ汁(前日にささがきゴボウを作って“ゴボウ出汁”を取っていた)と里芋、ちぎりこんにゃく、水を入れ、火をかけて煮る。

すかさず芋煮奉行・I上さんが計6つある鍋にしょうゆを入れて回る。
これは“ふきこぼれ防止”のためだそうだ。
なるほど。

更に各鍋に砂糖と酒を適量入れる。

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動きにムダのないI上さん

具が柔らかく煮えたらネギを入れて完成!

あ、麩を入れるの忘れた。
ま、いっか・・・

河原で食べる芋煮はと~~~~っても美味しくて、プレ芋煮会で食べたときよりもずっとずっと美味しかった。

それは“外で大勢で食べる”ということももちろん関係しているんだろうが、それよりもやはりプレの時と違って“本場山形の具材”を使っていることが大きいんだろう。

山形県民ではないけれど、こうしてみんなで集まって美味しい芋煮を食べて楽しいひと時を過ごす・・・

こんな素晴しい習慣が日常的に行われているなんて、山形県はスゴイ。

山形バンザイ!
芋煮バンザイ!

〆に食べたカレーうどんは、カレーが芋煮の汁と絶妙に相まって、本当においしかった。

美味しいものを食べてほっこりした気分になって、みんなでワイワイと和んで・・・

山形県民でなくとも、毎年恒例行事にしたいくらい“Love 芋煮”になってしまった。

We Love 芋煮!!

I上さん、お母様、本当にありがとうございました。
そしてご参加くださった皆様も本当にありがとうございました。

来年も…やりたいな。

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2009年10月25日 (日)

ありがとうございました

東京での恵比寿三越さんイベントではたくさんの方にご来店いただき、誠にありがとうございました。

商品の手配やメールのやり取りでお名前だけ知っていてお顔は存じ上げていなかったお客様や

ネット注文はしたことがないけどHPはいつもチェックしています~という初めましてのお客様や

何度も何度もお世話になっているおなじみのお客様や

番頭さんが一人で東京に来ているんだって~と心配して様子を見に来てくださったお客様や

そしてもちろん

東京滞在を楽しいものにしてくれた妹家族や大学時代の友人たち

今回お声掛けくださった三越の方や縁があって今回一緒に出店することになったいろいろな分野の作家さんたち

皆様、本当にありがとうございました!!

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2009年10月14日 (水)

私の住む町

私の住んでいる地域は町内会活動が盛んな地域だ。
先日行われた「区民体育祭」でもその盛り上がりを実感することができた。

体育祭は各町内ごとに点数を競い合い、種目別優勝から総合優勝までをきちんと出す。
まぁこのへんはどこの市町村でも似たようなものだろうが、力の入れ具合は地域によってかなり差の出るところだ。

ウチの町内は昨年度総合優勝しただけあって、運動会はもちろん、ソフトボール大会やバレーボール大会など、スポーツ部門には特に気合が入っている。

運動会の得点競技については事前に練習があったことは言うまでもない。

もっともこの「事前練習」はウチの町内だけではなく、このあたりの地域ではいろんな町内で行われており、

「昔は運動会の2ヵ月前から御所に集まって、みんなでランニングから始めたもんだ」

ということらしい。

・・・すごすぎる。

それに比べると今はおとなしいものだが、それでも運動会当日の盛り上がりはなかなかのもので、応援にも力が入る。

ウチのように引っ越してから1年にも満たない新参者ですら、「M本町」というチームには特別の愛着を感じ、自分の身内が選手であろうとなかろうと、その勝敗に一喜一憂してしまう。

5連覇のかかった「男子600mリレー」なぞ、声を枯らして応援し、見事優勝を遂げるとまるで自分も一緒に走ったかのような一体感を感じてしまった。

・・・疲れた。

総合結果は残念ながら4位に終わったが、男子リレーと混合リレーの2種目で優勝した我が町内の“打ち上げ”で登場したのは、優勝カップにビールをついで回し飲みするという、大学の体育会ではおなじみの“優勝カップ一気”。

さすがに「イッキ」はなかったが、歳とってからこれをすることになるとは思ってもみなかった。

更にその後の2次会では、来年度は運動会だけでなくソフトボール、バレーボール、ボーリングと全て優勝するぞ!と気炎を上げたらしい。

・・・その意気込みがすごい。

愛すべき町、M本町。

私はこんな町が大好きだ。

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2009年10月 9日 (金)

鉱物博物館

nuriさんの個展、「鉱物博物館」へ行ってきた。

テーマは「鉱物博物館」だが、nuriさんはキャンドル作家だ。

ウチの店でもこんな作品や
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こーんな作品を
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置かせてもらっている。

配色が絶妙でとってもかわいいそのキャンドルは、明るくてかわいい彼女そのものが表れているようで、私は新作が出るのをいつも楽しみにしている。

そのnuriさんの個展が10月2日~7日まで(残念ながらもう終わってしまっています…)市内の Gallery mizuca で行われた。

―キャンドルなのに鉱物博物館?

最初に案内のカードを見たとき、私は鉱物を展示しているギャラリーの一角でキャンドルの展示をするのだと思った。

だってそのカードには石の写真が載っていたから・・・

―・・・って、あれ? これ石そっくりのキャンドル?!

そのカードには6種類の美しい鉱石の写真が、いや、鉱石にしか見えないキャンドルが載っていた。

そしてそれぞれの石=キャンドルに「火星石」「雨溜石」「飴氷石」「湖泡石」「風恋石」「青碧石」とありそうでない、そのキャンドルのイメージにぴったりの名前がつけてあった。

―か、かわいい・・・

個展のDMでこんなにガツンとやられたのは初めてだ。
もうこれは行くしかない!!
(いや、これ見なくてももちろん行ったけどさぁ…)

   ***

行ってきたのは最終日。

ギャラリーの「鉱石」たちはだいぶ少なくなってしまっていたけれど、それでもたくさんの「鉱石」が並ぶとすごく存在感があった。

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ディスプレイもすごくいい!

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携帯写真なのでその良さが十分伝わらないのが残念。

最終日で疲れているだろうに、nuriさんはニコニコと楽しそうにお相手してくれた。

それにしても彼女のキャンドルはかわいい。
決して目立つギャラリーではないのに、ひっきりなしに人が入ってくるのがファンの多さを物語っている。

―ああ、こんなキャンドル作ってみたい。
そういえば前キャンドル作らせてもらったとき楽しかったもんなぁ・・・

数年前nuriさんの手ほどきを受け、不器用ながらもキャンドルができたときの感動を思い出しつつ会場を後にした。

   ***

【nuriさんのキャンドル作りワークショップを12月に予定しています。乞う後期待!】

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2009年9月26日 (土)

秋の風物詩

2年前の秋のことである。
私たちは子供友達関係の数家族と市内の河川敷でバーベキューをしていた。

辺りは同じように秋の休日を楽しむグループで賑わっていたが、その中でひときわ目立つ団体がいた。

人数は子供も数えれば100人くらいいるのではないだろうか?
老いも若きも楽しそうに大鍋を囲んで盛り上がっている。

傍らにはのぼり旗がたてられていて、風にはためく姿はなかなか見ごたえがある。

『山形県人会大芋煮会』

―イモ煮って何???

残念ながら私たちのグループのメンバーは誰も芋煮の何たるかを知らなかった。

―すいませ~~~ん、芋煮って何ですかぁ?

勇気を出して聞いてみれば良かったのだが、少し離れた場所にいたのでわざわざ近づいて聞くのも何となく気恥ずかしい。

結局その日は大鍋の中身を確かめることなく、芋煮会の楽しそうなイメージのみを目に焼き付けて終わった。

   ***   ***   ***

後日調べたところによると次のことがわかった。

・芋煮とは里芋を煮込んだ鍋の一種である。
・山形では河原で大鍋を囲む姿がよく見られ、秋の風物詩となっている。

そして更に

・山形では芋煮会は独身男女の出合の場として合コンの役割もする。

という、ウソかホントかわからないような情報までつかんだ。
そんな健全なコンパなら心配性のお父さんお母さんも安心というもんだろう。

合コンの心配をするにはウチの子供たちはまだ小さいが、将来山形で青春の日々を送ることにならないとも限らない。

そのときに経験するであろう“芋煮”とやらを母としては知っておきたい・・・

   ***   ***   ***

そんな私の願いはわりとあっさり実現の運びとなった。

染め体験教室に来てくださったお客様に山形出身の方がいて、「芋煮会やりましょう!」ということになったのだ。

芋煮会といえば河原。
しかし河原で実行する前に、まずは屋内で段取りその他を予習しよう!

…というわけで週末の夜、“プレ芋煮会”を実施した。

芋奉行は西川美和監督似の若いお姉さん、山形出身のI上さんだ。

I上さんはこの日のために山形のお母さんにレシピを詳しく聞き、美味しいと評判の八百屋さんで里芋を手配してきてくださった。

まずは里芋の皮をむく。
手が空いた人から並んで皮をむく。

この皮剥き作業、ひとりでやるとめんどくさい作業だが、何人かで並んでやると調理実習のようで楽しい。

みるみるうちに白い姿となった里芋がトレイの上に並んでいった。

頃合を見計らってI上さんはささがきごぼうに水を入れてダシ取りにかかる。
それと同時に牛肉にも醤油で下味をつけている。

―さすが芋奉行、動きにムダがない・・・

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奉行の動きに感心しながらビールを飲んでいた私は、「本番に備えて段取りを覚える」というプレ芋煮会の目的を途中から完全に忘れていた。

すっかり観客サイドにまわって歓談タイムを楽しんでいるうちに芋煮は・・・できてしまった。

まずい。
これでは本番に“芋奉行見習い”として活躍する自信がない。

しょうがないのであとは自宅で自主トレをすることにして、とりあえず「舌で覚える」ことにした。

いっただっきま~~~す!!!

・・・初めて食べた芋煮は薄味なのに具材にしっかりと味がしみていて、カラダの中からほっこりと温まった。

これならちょっと肌寒くなった河原でワイワイとやるのにちょうどいいだろう。

里芋はホクホクとしていてお出汁もおいしく、ご飯を入れて食べた2杯目はそりゃもう美味で…

山形の人たちは秋は機会あるごとに集まって芋煮会をするとか。

芋煮を囲んで人が集う。
芋煮を囲んで談笑する。

何とステキな風習なんだろう!
これは舞台が京都でも楽しいイベントになるに違いない!!

   **********************

以下、芋煮を囲んで集う「芋煮会」のご案内です。

10月25日(日)お昼ごろから
桂川松尾橋周辺
会費:一人1000円

※主食・飲み物は各自ご持参ください。
※ゴミはお持ち帰りください。
※可能であれば包丁(果物ナイフ)持参でお願いします。

…というようなことを企画しています。

当日の芋はなんとI上さんのご実家の里芋、そしてこんにゃくはご実家から送ってくださる山形産のものを使う予定です。(I上さん、お母さん、ありがとうございます!!)

詳しいことが決まり次第、また改めてサイトやメルマガなどで連絡致します。

「参加してみよっかな~」という方は是非連絡くださいね♪

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2009年8月29日 (土)

母たちの夜

子供友達関係の母親仲間3人でビアガーデンへ。

母が3人集まっての話題といえば

子供の成績のこと
家庭内の心配事
職場の人間関係・・・

・・・いえいえ、そんなことはございません。

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ここはビアガーデン!
明るく楽しく盛り上がりましょう!!

とにかくカンパ~イ!!

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またまたカンパ~~イ!!

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楽しい宴は続きます…

そりゃもう、盛り上がりました♪
ちょっと盛り上がりすぎて・・・

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あれ?
もしかして私たちって一番最後?

ゴメンネ。
Tシマヤさん m(__)m

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2009年7月25日 (土)

西はりまツアー

それはオットのひと言で決まった。

「西はりま天文台に行くぞ!」

22日の日食を数日後に控えたある日のことだった。

―あのぅ…その日はまだ夏休みじゃないんですけど…

ごくまっとうな私の声は鼻息の荒いオットの耳には届かなかった。

子供たちも“病気でもないのに学校を休んで特別な体験をする”という甘い誘惑に異論を唱えるはずがなく、その思いつき・・・いや、計画は家族行事としてあっさり認可された。

オットは早速西はりま天文台に電話し、日食イベントの詳細について根掘り葉掘り聞いた。

オット:「その日はイベント参加の予約とかいらないんすかねぇ?」
天文台のお兄さん:「いらないですよ~。そんなに人いっぱい来ませんし。」

というようなやりとりを経て迎えた当日。

中国道の予想外の工事渋滞などもあったものの、朝6時に家を出ただけあって10時前に現地着―

あれ?
山のふもと(天文台は山の上にある)で何か交通整理してるけど?

整理員の方:「天文台に行かれる方ですか?…もう駐車場いっぱいで上には停められないんですよ」

ええっ?!
話がちゃうやん!!

今さらUするわけにもいかず、満車だけどもう少し上には行ってもいいと言うので上に行ってみた。

確かに駐車場はいっぱいで天文台の敷地内には車では入れなかったけど・・・そこは山の中なのでノープロブレム。
歩いて行ける範囲に駐車できた。

坂道を10分ほど上がって天文台に到着。

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後からベビーカーを押して上がってきたB(この日は友人のB母子と現地で待ち合わせていた)は汗だくだ。

天文台はすでに人でいっぱい・・・

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“いっぱい”って言っても敷地が広いので混み混みには見えないが、この天文台にこんなにたくさんの人が集っている光景は初めて見た。

オットが電話した時の応対からすると、天文台のスタッフの人たちもこんなに人がたくさん来ることは予想していなかったのだろう。

続々と押し寄せる“ホンモノ天文ファン”&“にわかファン”を見ていて、内心焦っていたのではないだろうか?

受付をするとこんな遮光板をくれるのだが、人数の多くて枚数が足りなかったのか1家族に1枚だ。

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これは一見、紙の枠に銀紙を貼っただけのもののように見えるが、ちゃ~んとした遮光板なのだ。

私たちはその他にも“遮光グラス”を持参するなど、準備にぬかりはなかった。

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学研の付録に付いてそうな安っぽい雰囲気が漂う遮光グラスだが、これは京大博物館で購入したものである。
信頼してもよかろう。

ところで、この時点で天気は

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くもり・・・

しかし!
日頃の行いが良かったのか、この後徐々に天候回復!!

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ほら、このとーり【^^】

携帯カメラではうまく写らなかったけど、太陽が少しずつ欠けていく様子がばっちり見える。

あー、この感動を何とかカメラに収めたいなぁ・・・

同じようなことはみんな考えるもので、あちこちで世紀の大天文ショーを画像に収めようと頑張っている人たちが…

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あ、ここにもいた!

     ***

そうこうするうちに日食はどんどん進み、遮光グラスを通して見る太陽は三日月のように細くなっている。

寝転んで日食を眺めている背中に触れるコンクリートがひんやりとしてきた。
もともと曇が多い空模様なので暗くなるほどではないが、気温が下がっているのはわかる。

やがて日食はクライマックスを迎え、天文台スタッフの声がメガホンを通して聞こえてきた。
何やら「もうすぐ太陽が一番細くなる」というようなことを言っているらしい。

カウントダウンが始まった。

「5、4、3、2、1・・・!!!」

一緒に大声でカウントダウンしたのはいいものの、「日食おめでとう!」と叫んだり、隣の人とハグし合ったりするのもなんだかおかしい。

「1!」まで叫んだ後の声のやり場に困った私は、曖昧に口を開いたまま何事もなかったように今度は太っていく太陽を眺め続けた。

     ***

大天文ショーの一部始終を見届け、満足した私たちはこの後Bオススメの蕎麦屋『味わいの里 三日月』へ移動し、蕎麦を堪能。

更にその後は日本が世界に誇る最先端大型放射光施設SPring-8を見学させてもらう、というスゴイ経験をするのだが、私がこのへんの話を書くとオットからダメだしの連発をくらいそうなのでやめておく。

興味のある方はコチラをどうぞ

Bご夫妻、ありがとうございました!!

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↑↑おまけ:そばプリン。おいしかった~♪

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2009年7月 9日 (木)

ポラリティ体験

来る9月19日(土)の「手染メ屋手習い講座」は“ポラリティセラピー”を予定している。

“ポラリティセラピー”と聞いてすぐにピンとくる人は相当な“通”であろう。
私なんて初めて聞いたときは「ポラ…?ポラリ…?」と舌を噛みそうになったものだ。

そもそも“ポラリティセラピー”とは一体どういうものなのだろうか?

日本ポラリティセラピー協会のHPによると、「人間の磁場の極性を利用して、エネルギー(気)の流れとバランスを良くすることにより、心身の健康を図るホリステック療法」なのだという。

要は気功のようなもの?
わかったようなわからないような…

遡ること半年、私がそのポラリティを知ったのはW社時代の同期、Bがふらっと寄ってくれた昨年末のことだった。

今は結婚してF越さんとなったBはかわいい息子さんと優しそうなご主人と一緒に来てくれた。

近況を聞くうちにここ数年“ポラリティセラピー”を学んでいるという話になった。
学ぶだけでなく、すでに他人に施術を施す“プラクティショナー”として活動しているという。

ほほう・・・

頭の中でピピ~ンと豆電球が光った。
手習い講座で体験することはできないだろうか?

「おもしろそう」という興味だけでBにワークショップの話を持ちかけるとこちらの想像以上に彼女も興味を持ってくれた。

そして月日は過ぎ…
話はトントン拍子に進み、ワークショップ開催の日にちも決まった。

が、まずは一度主催者側である私が「ポラリティとは何か?」を体験しなければならないだろう・・・

・・・という大義名分の下、三ノ宮にポラリティ体験しに行ってきた。

以下はそのレポートである―

   ***     ***     ***

≪7月某日 くもり≫

午後、三ノ宮のスタバでBと待ち合わせ♪
どーでもいいことだが、「スタバで待ち合わせ」なんてまるでOLみたい!

普段「学校集合」とか「7時に○○(居酒屋の名前)」とか、生活臭漂う場所でしか待ち合わせしないので、『三ノ宮のスターバックス』という響きがウレシ恥ずかしい。

ほぼ定刻にB登場。
相変わらず前田美波里に似ている。

「久しぶり~♪」
とOLのような挨拶を交わし、コーヒー片手に早速打ち合わせに入る。

「ポラリティとは何か」という初歩的な問いから、ポラリティを学ぶことになったきっかけ、更に今学んでいることなど、Bは丁寧に説明してくれた。

一通りのことを打ち合わせた後、百聞は一見にしかずということで、Bが学んでいる「ポラリティヒーリングスクール」へ移動することに。

三ノ宮の駅より南、船の汽笛が聞こえる港近くの通りに面したレトロなビルの1階にその教室はあった。

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扉を開けると、ヨガやダンスのクラスもしているだけあって開放的な空間が拡がり、お香のようないい香りが立ち込めている。

“居心地のいい空間”というのだろうか、その場で静かに座っているだけで心が落ち着いてくるような気がする。

私はしばしその一角にたたずみ、Bが準備する間、これから体験するであろうセッションについてあれこれ想像した。

―エネルギーの流れを良くするとはどういうことなんだろうか・・・

そうこうするうちにBの用意が整ってセッションを受ける部屋に案内される。
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暖かな照明が灯った6畳ほどの部屋には、奥の方に椅子が2脚向かい合わせに置いてある。

私はまずその椅子にBと向かい合って座った。
いよいよセッションの始まりである。

最初にBは私の体の調子について聞いてきた。

「胃のあたりのつっかえ(私は事前に体調で気になる点として、『強いて言えば不定期に感じる胃周辺の膨張感』を伝えていた)を言葉で表すとどんな感じ?」

「それに敢えて名前をつけるとどういう名前?」

「それを感じるときの気持ちは?」

・・・などなど。

これは“ポラリティセラピーの4つの柱”(日本ポラリティセラピー協会のHP参照)として挙げられているうちの「カウンセリング」である。

普段自分では考えたこともないような観点から自分の体を客観的に眺め、カラダの不調がどこからくるのかなどの「気付き」を与えるきっかけにつながるのだろう。

カウンセリングというものはポラリティに限らず、どんなものでも同様の「気付き」のきっかけになるのかもしれないが、こうした「自己への問いかけ」はとても重要なものとされているようだ。

また話すことによって施術する側とされる側の緊張感がほぐれ、その後のボディワークにうまくつながるのだろう・・・

というようなことを思っているうちに私もボディワークへ移行。

まずは座位、そしてベッドに横になっての施術…なのだが、このボディワークで感じた感覚を文字にするのはとても難しい、ということをまず言っておきたい。

人間の体にはプラス(陽)とマイナス(陰)の極性があり、ポラリティのボディワークでは「人間の身体にあるその両エネルギーの極性をつないでいく事により滞っているエネルギーの流れを促す」ということをするらしい。

つまり身体のある部分(プラス)とある部分(マイナス)をプラクティショナーがつなぐ(触れる)ことによって、エネルギーの流れを良くするというのだ。

エネルギーの流れ・・・
漠然としすぎているが、果たして体感できるものであろうか?

文字で読んだだけでは「そんなことあるんかいな?」というのが正直な気持ちだろう。

しかし!
し・か・し、である!!

私はBの施術を受けた際、本当に感じたのである!

何を感じたのかって?

・・・う~ん、何て言ったらいいんだろう?
これは「エネルギー」の流れなんだろうか?

例えば右上半身に触れているときは右腕にピリピリとした流れを感じたし、同じように左腕や足にも、Bが触れる場所によって「流れ」を感じるのだ。

これを気のせいという人もいるだろう。
目に見えないものだから本当のところはわからない。

が、私は人間の心身には不思議な力が宿っていると思っている。

例えば東南アジアなどで刃物を使わないで「手」だけで手術する呪術師でも医者でもない人がいるが、万人に効くことはないにしてもあながちウソとも言えないと思う。

それと同じにしていいのかどうかはわからないが、「人間の身体には磁場があり、そこに流れるエネルギーの滞りをなくす」というボディワークはそれほど突拍子もないセッションではないと思う。

それに実際に感じたのは本当なのだ。

―人間の“手”ってフシギ・・・

心地よい「流れ」を感じながら、私は不思議で面白い体験を終えた。。。

   ***     ***    ***

貴重な経験をさせてくれたBに感謝、である。

今度のワークショップでは私と同じように感じる人が出てくるであろうか?
とても楽しみだ。

いやいや、それにしても人間の身体は奥深い―

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2009年6月10日 (水)

第2回ラーメン部活動報告

梅雨入り間近の蒸し暑いある日曜日、私たちラーメン部有志(?)6名はあるラーメン屋の前にいた。

ここは京都府長岡京市―
国道171号線沿いにあるその店の名前は『風来坊』。

今回のナビゲーターはいつもお世話になっているアラマルーツのK藤さんとO田さんである。

彼らの一押しラーメン店、それがこの『風来坊』だという。

―それを聞いた以上、ラーメン部の一員としては味を確認しないまま放って置くわけにはいかない・・・

という心のつぶやきを知ってか知らずか、アラマルーツさんが長岡巡りの一日コースをセッティングしてくれたのがこの日曜日だった。

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11:30オープンの店の前に一番乗りで私たちが並んだのが11:00すぎ。

私たちとほぼ同時に小走りでやってきたファミリー、どこからともなく歩いてきたカップル…と開店前の店にはすぐにちょっとした行列ができてしまった。

―人気店の証拠であろうか?

店内の照明は消えたまま、ガラス越しに準備をしている様子がチラチラ伺えるが、それほど忙しそうには見えない。

―人気店の余裕であろうか?

そして11:30きっかり、開店。
長めのカウンター十数席、カウンター後ろの待ち席はすでにいっぱいだ。

ここの売りは“つけ坦々麺”。
種類は3種。

基本のつけ坦々麺の“白虎”
黒ゴマたっぷりのつけ坦々麺“玄武”
すっぱ辛いつけ坦々麺“朱雀”

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…とすると「7・8月限定のため終了」した残りの1種は“青龍”?

「限定」にめっぽう弱い私としては“青龍(予想名称)”が気になるところだが、終了してしまったものはしょうがない。

私はためらうことなく“朱雀”のあったかいバージョンを頼んだ。
(麺は「冷」と「温」のいずれかを選べる。)

待つことしばし…

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まずは辛そう~で、すっぱそう~なスープが来たっ!
見た目は辛くてすっぱいもの好きの私好み♪

あれ?
でも「冷」麺を選んだ子供たちのスープも熱いぞ…
…あぁ、「冷」か「温」かは麺のことね。スープはどっちも熱いのね。

続いて麺―

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(写真ではあんまり美味しそうに見えないなぁ…)

―いただきま~す

ズルズルッ・・・「!」

おおっ!
これはオイシイ!!!

麺の固さ・縮れ具合は二重丸。
スープのすっぱさ・辛さが絶妙で、クセになりそうな味わいだ。

私は隣で無言で麺をすすっているオットをチラリと見た。
『T』に行ったときも無言だったしなぁ…

と思ったそのとき、オットがおもむろに顔を上げこちらを見てしっかりと頷いた。

おおおっ!!
今回は味覚が一致したぞ!

私たちは子供の向こうに座っているK藤さんにクチパクとアイコンタクトで「お・い・し・い!」と伝えた・・・

かなり大ヒットのラーメン店『風来坊』、ウチからは少々行きにくいところにあるのだが、是非また行きたいと思う。

もし許されるのであれば、次回はパクチー(香菜)持参で。
あのラーメンはパクチーが絶対合うはずだ。

タッパーにパクチーを忍ばせて…ウフフ。

   ***

ところでこのあと私たちはアラマルーツさんの案内の下、大山崎のサントリービール工場→サントリー山崎蒸溜所とはしごする、とてもオイシイ・・・いや、面白い一日を過ごす…

が、それについては機会があればまた今度。

K藤さん、O田さん、ありがとうございました!

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