伊那でのできごと
9月半ばの週末に長野県伊那市に行ってきた。
プレゼント企画などでお世話になった七草農場さんが5周年のおまつりをするというので、「おもしろそうっ! 参加させてくださいっ!!」と、押しかけていったのだ。
七草農場さんには直接お会いしたことはないけれど、HPやブログを拝見しているととっても楽しそうにお仕事をされていて、どんな方たちがどんなところで暮らしていらっしゃるのか機会があれば行ってみたい、と前々から思っていたのだ。
私は1週間前から週間天気予報を毎日チェックしていた。
―晴れ。よしっ!
5日前
―晴れ。よっしゃあ!
3日前
―晴れ。おっしゃあ!!
前々日
―え? 雨に変わってる?!
そして当日・・・
2日前になって突然“傘マーク”に変わった天気予報はきっちり当たって、雨の振る中、七草農場さんに到着。
初めまして~という挨拶もそこそこに荷物を降ろし、雨足が弱いうちに七草さんの家の裏庭にテントを建てさせてもらう。
そうこうするうちに雨足はどんどん強くなってきて、そして七草さんのお家にはどんどん人が集まってきて…
オトナもコドモもいっぱいのスゴイ賑わいの中、ワイワイガヤガヤと始まった。
おにぎり、カレー、五平餅にりんご、クッキー、豆腐、チリコンカン、天然酵母パン…七草さんや友人・知人の方が持ち寄ったり、屋台風にふるまってくれた、美味しいものがいっぱいで
七草さんのお友達のシンガー・ソングライター、Yoshieさんのギターと歌声がしみじみと響き渡って
子供やお父さんも混じった「ママサブ」というアフリカンダンス・グループが楽しく陽気に場を盛り上げて
・・・
七草さんを軸として集まった顔ぶれは―私にとってはもちろんほぼ全員が初めての方だったのだが―皆さん同じような、いい意味で肩の力の抜けた楽しそうな雰囲気をまとっていらっしゃっる。
外は雨がザーザーと降り続いていたが、家の中は何ともほっこりした空気の中、楽しい時は過ぎていった。
ふと気付くと夜は更けていて、たくさんいた人たちもいつの間にか少なくなり、私たちもテントへ引き上げた。
翌朝は快晴。
爽やかな秋晴れだ。
前日の雨のおかげで土も空気も適度な湿り気を帯び、皮膚にまとわりつく大気の感触が心地いい。
清々しい朝を迎えた私たちは、七草さんのお宅や近くの旅館に泊まった何組かの人たちと一緒に、七草さんが野菜を育てている畑を案内してもらった。
遠くに連なって見えるのは南アルプスの山々か?
美しい山並は折り紙を折ったみたいに稜線がくっきりしており、凛とした気品を感じる。
山だけでなく―
みんな実に“ウツクシイ”のだ。
イベントとしてはもちろん前日は雨が降らない方が良かったのだろうが、雨後の作物はいきいきとしていて本当に美しく、そんな姿を見られてとてもラッキーだったと思う。
私は父方の田舎が農家なので、子供のころから雨の畑も晴れの畑も何度も見ている…はずだ。
でも大人になって、実際に自分が園芸に興味を持つようになってからは“雨後”の畑をマジマジと眺めたことはなかったかもしれない。
「雨ってすごいんですよ。ただじょうろで水をやるのとは、土や作物にとっては違うんです…」
というようなことを朝食時に七草さんがおっしゃっていたが、確かに違う。
うまく言えないけれど、何かが違うのを感じたのだ。
七草さんはきっとその“何か”を一年中実感しているんだろう。
私もほんのちょっと、本当にほんのちょびっとだけその“何か”を感じたような気がする・・・
・・・というのは気のせいではないと思いたい。
*** ***
昼前に七草さんを出た私たちは善積農園さんへお邪魔したのだが、その話はまた別の機会に。
七草農場さん、ありがとうございました!!
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