梅三昧
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おばあちゃんの家の庭で生ったというレモンをいただいた。
もちろん無農薬だ。
せっかくいただいた国産・無農薬レモン、さぁ何に使おうか?と思ってネットでレシピを検索したら面白いものにヒットした。
正式な名前は知らないが「レモンの塩漬け」。
ギリシャやモロッコなどの料理に使われるらしく、現地では家庭で仕込んでいる人も多いそうだ。
日本の梅干みたいなものか?
ブログで紹介している人のレシピを参考に、今回はオイルやビネガーを使わず、塩だけで仕込む。
1ヵ月くらいで使えるようになるらしい。
1ヵ月後が楽しみだ。
こういう保存食の楽しさは“忘れた頃に思いがけない美味しさに出会える”ところにあると思う。
最近のヒットは「ドライフルーツの洋酒漬け」。
刻んだドライフルーツを瓶に入れ、ラム酒やブランデーを注いで置いておくだけで美味しくなるので、ウチではまとめて作り置きしている。
今あるのは3年ほど前に作ったもので、ラムがなかったので自宅にあったブランデーとウィスキーを適当に入れておいたものだ。
ケーキに入れても良し、アイスクリームにかけても良しと重宝しているが、目下の大ヒットはクリームチーズに混ぜ込む食べ方だ。
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最近気に入っている台所作業…それは“あめ色玉ねぎ”作り。
そう、料理本によく出てくる「玉ねぎをあめ色になるまで炒めて…」のあの作業だ。
本当は『最近気に入っている料理…それは“あめ色玉ねぎ”だ』としたいくらい、自分の中ではランクの高いポジションにある料理、いや工程だ。
しかし『あめ玉』だけではメニューとして成り立たないので敢えて「台所作業」とした。
ホントに日本語は難しい…。
ともかく、あめ玉作りは楽しい!
無心になれる!
玉ねぎをみじんぎり、あるいは薄くスライスし、バターやオリーブオイルなどお好みの油脂で炒める。
ただひたすら炒める。
夏ならビールをグビグビ飲みながら。
今の時期なら赤ワインや焼酎をチビチビやりながら。
右手に木ベラ
左手にグラス
あとは炒める・炒める・炒める・・・
包丁で切ったときは目の粘膜を刺激していた玉ねぎエキスが、炒めているうちに油となじんでまろやかな香りになり、そのうちだんだんあめ色になって甘いニオイを放つ…
う~~ん、おいしそう!!
―かくして今日も私はあめ玉作りに精を出す。
が、いつもあめ玉作りで時間切れのため、その後これを活かした素晴らしいメニューには発展しない。
いいのだ。
理想のあめ玉を作るのが目的なのだから。
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これでいいのか?と思いながら作ったペミカン。
せっかくなのでこれを使ってハヤシライスを作ってみた。
仕事の合間に駐車場の片隅で調理開始。
炊飯器があるので米を炊く必要はないのだが、コッフェルを買ったので練習を兼ねて飯盒炊爨から始める。
山用のコンロは火力がなかなか強い。
あっという間に沸騰したらしく、ブツブツと吹きこぼれ始めたのであわてて弱火にする。
赤子泣いても蓋取るな~♪
…という歌?を小学生の頃キャンプで習ったので、その教えどおり蓋は取らない・・・
けど水の量も適当に入れたのでコッフェルの中はどうなっているのか不安だ。
蓋の隙間からの蒸気の出具合とご飯の炊けるニオイを頼りに、頃合を見計らって火からおろす。
次はいよいよペミカン・ハヤシライスだ。
もう一つのコッフェルにラードで白く固まったペミカンと水を入れ、コンロにかける。
沸騰したらハヤシライスの素を入れ、混ぜ溶かして出来上がり。
とってもお手軽だ。
これなら山でも簡単に準備できることだろう・・・
御飯は少し芯が残っているけど焦げずに炊けたし、ハヤシライスも見た目はまずまず。
さぁ、いただきま~す!
お味は…
「山の食事に贅沢は言ってられません」。
正直、下界ではやはりラードのニオイが気になる。
2泊も3泊も山にこもるわけでなし、我が家の登山にはラード不使用の“ペミカンもどき”を採用しよう。
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ご近所さんから梅の実をたくさんいただいた。
本当にたくさんあったので梅ワイン・梅酢・梅シロップと梅三昧に仕込んだ。
美味しくなるのに時間はかかるが“待つ”のもまた楽しいものだ。
仕込みついでに前からやってみたかった“ペミカン”を作る。
“ペミカン”とはもともとはインディアンの保存食で、肉やドライフルーツを脂で固めたものだそうだ。
フリーズドライ食品などなかった一昔前は登山家たちは肉や野菜をラードで炒め、冷えて固まったものを“ペミカン”として山へ持ち込んだらしい。
そのまま炒めてもよし、カレーにしてもよし、豚汁にしてもよし、と非常に応用が利く保存食のようだ。
作り方は簡単。
小さめに切った肉と野菜を塩とラードで炒めるだけ。
但し冷えた時に脂分で白く固まるよう、かなり大量のラードを使う。
正確な量はわからないのでラードを適当に入れて作ってみた。
…脂でギトギト。
はっきり言ってまずそうである。
山では結構イケルらしいが本当だろうか?
そういえば“ペミカン”の作り方を検索したとき、
「おいしいペミカンの作り方を教えてください。まずいペミカンの作り方はヒットするのですが…」
というようなスレッドがあった。
回答は
「山の食べ物で贅沢は言えません。今の作り方でガマンしてください」
であった。
・・・なるほど。
でもせっかく作ったので明日はこのペミカンを使ってみようと思う。
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新ショウガをよく見かける季節になってきた。
ガリをつくろうと思い立ち、ネットで検索しているうちに「新生姜のコンフィ」なるものを見つけた。
コンフィって何?
よくわからないが、砂糖衣をつけた新ショウガの写真は不思議な魅力を放っている。
しかも“大人のお茶請けにピッタリ”とか“クセになる味”などというコメントも見つけた。
コンフィ・・・コンフィー・・・コンフィ・・・
その日はとりあえずガリを作ったものの、「コンフィ」の音の響きに魅了された私はまたもや新ショウガを買い込んできた。
沸騰したお湯にグラニュー糖を溶かし、薄くスライスし下茹でした新ショウガを入れて水がなくなるまで煮込む。
水がほとんどなくなったら火を止め、木べラで混ぜると…
あ~らフシギ!
グラニュー糖が再結晶して見事な砂糖衣に。
お味は…
確かにクセになる、大人の味だった。
苦~いチョコレートと同時に口に入れると、オレンジピールの入った高級チョコの味に変身することも発見!!
やめられまへんわ。
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新鮮なイワシが手に入ったので、前々からやってみたかったことに取り掛かった。
それはアンチョビづくり。
イワシを3枚におろし、粗塩をたっぷりまぶして冷蔵庫で寝かす。
待つこと1ヵ月―。
その後オリーブオイルに漬け込むと手軽に美味しいアンチョビができる
・・・らしい。
第一段階まで作業が終了してからハタと気づいた。
アンチョビは「カタクチイワシ」でつくるらしい。
今回のイワシは「ウルメイワシ」。
「イワシの種類が違うと味が全然違う」というコメントを見てしまったので気にはなるが、時すでに遅し。
あとは待つのみ。
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6月に仕込んでから4ヵ月、すっかりその存在を忘れていた黒糖ブランデー梅酒を発見!
ふと気付くと梅は完全に瓶底に沈み、液も琥珀色を通り越し褐色になっている。
早速ちょびっとだけ試飲してみる♪
ブランデーのツウンとした感じは消え、爽やかな口当たりの良いお酒に変わっている。
あと3ヵ月ほど置いておけば更にまろやかな味に変わるだろう。
ウフフフフ・・・
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今日は鮮魚BOXが届く「魚の日」。
どんな種類の魚が何が入っているかは「開けてみてのお楽しみ」のチャレンジャーBOX、毎回ドキドキ・ハラハラしながら箱を開けるのだが、本日の魚種は…
カレイは煮付け、ハタハタとシズは唐揚げ、アジはたたきでいただく。
ごちそうさま~
*** ***
鮮魚BOXを取り始めて半年、調理にはまだまだ四苦八苦している状況だが、思いがけない「鮮魚BOX効果」が表れた。
それは「子供が魚好きになったこと」。
魚好きと言っても魚を美味しく食べられるようになったという意味ではない。
魚は前から美味しく食べていたのでその点はあまり変化がないのだが、魚関連本を食い入るように眺めるようになったのだ。
長男は「魚の捌き方」という主婦向けのカラー本を熟読し、次男はスーパーの鮮魚コーナーでは目をキラキラさせていつまでも魚を吟味している。
そんな二人の目下の愛読書は学研の魚図鑑・・・
『どうぶつ奇想天外』に出てくる“さかなクン”に親しみを感じる今日この頃である。
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2週間に1度鮮魚が届く「鮮魚BOX」を取り始めてから約3ヵ月。
この2,3回はたまたま同じ種類の魚が届いたので調理も少しは手際良くなり、「そろそろ鮮魚BOXを辞めて自発的に魚屋さんで買ってきてもいいかも」と思っていた。
ところが…
今回届いたのは
・真サバ 1尾
・メバル 5尾
・赤カレイ 1尾
・トビウオ 1尾
メバルとカレイは初登場。
世の中たくさんの種類の近海魚がいるのね…(当たり前だ!)
どちらも煮付けにして美味しくいただいたが、捌き方をいちいち調べなければならず、余計な手間がかかった。
何が登場しても慌てないようになるにはオールシーズン体験しないといけなさそうだ。
魚屋さんの店頭で旬の魚を見極めて買える日を夢見て頑張るぞ!
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毎日仕事の行き帰りに通る商店街で何となく山椒を買ってしまった。
「だって旬の食材だから」
…と言うと聞こえがいいが、私の○○限定好き(“地域限定”とか“期間限定”という言葉に弱い)はお菓子やお酒に限らない、というだけのことだ。
佃煮にでもしようと思ってネットで作り方を調べたら意外と簡単そうだった。
煮込むだけでいいなら家事の合間にやってしまおうと思って調理に取り掛かった。
が・・・
山椒の下準備になんと2時間もかかってしまった。
2時間もかかる作業を「合間にやる」というわけにはいかず、全ての家事を放棄して山椒の下準備(=房状になっている山椒の実をバラバラに外す)に集中するはめになった。
―どのサイトも「山椒の実を枝からはずす」くらいにサラッと書いてたやんか~!!
下準備に思いがけず手間がかかりなんだか疲れてしまったが、湯通しすると台所中に山椒の爽やかな匂いが広がり、疲れがふっとんだ。
そして現在佃煮仕込み中 * * *
味見してみた。
水晒しが短すぎたのか、ピリリどころかチョー山椒辛かった。
ヒィ~~~~~~!!
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時々拝見しているある方のブログで「柿の美きんとん」なる和菓子の存在を知った。
なんでもその和菓子は岐阜の中津川というところの銘菓だそうで、干し柿の中に栗きんとんが入っているという。
曰く「あまりの美味しさに生きてて良かったと思った」そうだ。
どんな美味しさなんだろう…
おいしいものにめっぽう弱い私はすぐにネットで検索した。
「中津川の川上屋、柿の美きんとん・・・」
お目当てのサイトは簡単に見つかった。
柿の美きんとんは「へた」がついた状態の干し柿の中に栗きんとんが入ったお菓子で、秋から春先までの限定商品らしい。
また、中津川といえば栗きんとんが有名で、川上屋の柿の美きんとんは栗と干し柿を融合させた極上の一品だということも、いろいろな人の記述からわかった。
おいしそう…かもしれない…。
非常に心惹かれるお菓子でありながら、今一歩踏み出す気になれない。
それはなぜなら―
私は干し柿が嫌いだから、である。
それでもあまりにも美味しそうに感じたので川上屋のHPで注文画面まで行ってみたものの、わざわざ注文してがっかりするのは嫌なので結局注文ボタンはクリックしなかった。
そしてそれから約2ヵ月後・・・
染め体験教室に岐阜にお住まいのAさんという方がいらっしゃった。
「岐阜」といえば「柿の美きんとん」、の連想ゲーム状態の私は気になる銘菓は干し柿嫌いをも覆すくらい美味しいのか確かめるべく、例の和菓子のことを聞いてみた。
「岐阜で干し柿の中にきんとんが入っているお菓子ってご存知ですか?確か『なんとか美』という『美』がつく名前だったと思うんですけど…」
最近物忘れが激しい私はそのとき肝心の銘菓の名前も、岐阜のどの地域の銘菓なのかも、なんという和菓子屋さんの銘菓なのかも思い出せなかった。
Aさんは私が唯一覚えていたキーワードの『美』だけで商品名をズバリ言い当てるほど和菓子マニアではないらしく、一生懸命考えてくださった末、「調べときますね」とニッコリと微笑んだ。
そしてそして更に約半月後の今日・・・
なんとAさんが川上屋の柿の美きんとんを持って立ち寄ってくださった!
「川上屋ともう一軒別の店でも柿の美きんとんがあったんですけど、そっちはちょっと甘すぎたのでこっちかなぁと思って…」
えええぇぇぇ~!
決してそんなつもりで聞いたんではないんですけど、でもでも、嬉しいです~~!!
と狂喜乱舞して例の銘菓をいただいた。
外の包装に本物の柿の葉を使っているところが何ともおしゃれである。
中を開けると…
おぉ、そこにはサイトで見たまんまの丸ごと一個の干し柿が。
干し柿の中に栗きんとん。
甘すぎず、何て上品な和菓子なんだろう?!
これは確かに干し柿だけど干し柿じゃないゾ。
世の中に美味しいものはたくさんあるけれど、干し柿と栗きんとんの融合を試みた人は素晴らしい!
新しいおいしさに目覚めた私は
「この仕事やってて良かった~」
と見当違いな感激に浸っていた・・・
Aさん、ごちそうさまでした!
ありがとうございました!!
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隔週で新鮮な魚が届く「鮮魚BOX」を始めてから2回目の配達があった。
私はドキドキしながた発泡スチロール箱の蓋を開けた。
なぜドキドキするかというと、鮮魚BOXにどんな魚が入っているか開けるまで知ることができず、荷物はお昼前に自宅に配達されるのだが私は昼間は仕事場、夕方の忙しい時間に帰宅して初めてその夜のおかずとなる魚たちとご対面となるからである。
これは魚捌き初心者にはなかなか過酷な状況である。
捌くのに時間がかかるので本来ならお昼に魚種を確認し、捌き方と調理法を調べ、その料理に必要な材料を買いに行き、心の準備をしたところでじっくりと料理にかかりたいところである。
が、「夕方帰宅して魚とご対面」ではそこから買い物に行く時間などないし、捌き方を悠長に確認しているヒマもない。
でもそのへんを承知の上で鮮魚BOXを取ったのだから、そこは自分でなんとかしなければならない。
私は2回目のBOXに何が入っているか自分なりの予想を立て、本番に挑んだ。
パカッ・・・
入っていたのはカツオ・アジ・スルメイカの3種であった。
予想は見事に外れた。
事前の予想ではサバは必ず入っていることになっていたのだ。
それと前回の鮮魚BOXで奮闘したウマヅラハゲにもリベンジを挑みたい、と淡い期待を抱いていた。
だがこういう結果だった以上、気持ちを切り替えて捌き方を一刻も早くチェックしなければならない。
カツオもアジもスルメイカも全部お刺身で美味しくいただけるし、ええやん…
出来上がりのイメージだけを頼りに、調理にかかる。
-------調理中--------調理中--------調理中------
できた!!
全ての作業が終わったのは9時。
刺身だけなのに、調理に2時間半もかかってしまった。
時間かかりすぎである。
しかも見た目はお世辞にもきれいとは言えない。
まぁ、美味しかったので良しとしよう。
華麗な包丁捌きでササッとお魚を調理する―
目標に到達するには長期の修行が必要だ。
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「鮮魚BOX」という名前で、新鮮な魚を2週間に一度届けてくれる宅配に加入した。
今日はその鮮魚BOXが届く初めての日。
―どんな魚が届いているのかな~♪
鮮魚BOXは何が入っているのか開けてみるまでわからないという、ある意味とてもチャレンジャーな箱なのだ。
ワクワクしながら帰路についた私は、自宅に届いていた発泡スチロールの箱をそうっと開けた。
パカッ…
箱の中には中サイズの魚が3種類計5匹。
しかし情けないことに名前がわからない。
「あなたのお名前何ですか?たぶんお一人さまはイカ、お二方はサバ、とお見受けしますが…」
物言わぬ魚たちにちょっと聞いてみたりもしたが、一人で魚相手に問答することに空しさを感じたのですぐに調理に取りかかることにした。
3種類の魚たちの名は
・ウマズラハゲ
・ゴマサバ
・ハリイカ
というらしい。
・・・う~ん、鮮魚を丸ごと買ったはいいけどどうやって捌けばいいんだろう?
かくして出刃包丁片手に血なまぐさい闘いが始まった。
捌き方・調理の仕方、全て本とネットが頼りだ。
あーでもない、こーでもないと孤軍奮闘し、必要以上の時間と労力をかけて何とか晩御飯ができた。
今夜のおかずは魚三昧。
というか白ご飯と魚しかない。
汁物、野菜などに気を回す余裕がなかったのだ。
まぁいいか。
いただきます。
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たまに何故かお菓子を作りたくなることがある。
昨日はそんな日だったので、夜中にゴソゴソと台所を徘徊した。
何も夜中にすることはないのだが、思い立ったら吉日…というか我慢できなくなるのだ。
作ったのは時々参考にしている「お菓子を作ろう」というサイトに載っている「宇治金パウンドケーキ」。
渋好みの長男のため、みどり好きの次男のため、粒あん好きの自分のため、そしてお菓子は何でもOKのオットのために選んだケーキだ。
子供が寝てからの作業なので、作業効率はすこぶるいい。
あっという間に生地が出き、オーブンからはいいニオイが流れてきた。
テレビでは『ライフ・イズ・ビューティフル』をやっている。
見るのは2度目だけど子供の姿が自分の子と重なってせつないな…
そんな感じでまったりとした時が流れ、みどりのパウンドケーキが焼きあがった。
なかなか美味しい、いや、とても美味しいお菓子が焼き上がったと満足した。
オットもオイシイと喜んでいた。
そして翌朝・・・
喜ぶ子供たちに早速食べさせたのだがなぜか
「もういらん」。
えぇっ?!
なんでぇ~??
オイシイのにぃ~~!!
長男には渋すぎたか?
次男にはみどりに小豆が混じっていることが許せなかったのか??
オットと私は味オンチなのか???
くやしいー
よし、今度はチョコチップケーキでリベンジだぁ~
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近くに「丸太町東洋亭」という美味しい洋食屋さんがある。
「洋食屋」といっても大正6年創業の老舗レストランで、石炭の火力を活かしたこだわりの味、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気の内装、気さく且つ気の効いた接客態度など、どれをとっても「一流」の店である。
ここで食事をすると味はもちろんだが、随所に”プロフェッショナル”を感じることができる。
例えばオーダーを取る際、「オーダーシート」を持って来ない。
こちらの顔を見ながらメモを取らずに注文を聞き、そして確実に内容を覚えて正しい料理を運んでくれる。
これはまさしく「プロ」のなせるわざである。
2、3品の注文なら簡単に覚えられるかもしれないが、先日の結婚記念日に私たちが訪れた際は大人3名子供2名の計5名。
それぞれが勝手な注文をし、パン・ライスの組み合わせもバラバラ、飲み物ももちろん頼んだ。
オーナー夫人であるYさんは私たちがメニューを口に出すたびに目を見てしっかりと受け答えし、最後に注文内容を確認して軽やかに厨房に消えた。
そして数分後…
温めたお皿とパン・ライスが運ばれ、続いてアツアツのオニオングラタン・スープなど、頼んだものが程よい温度を保って運ばれてきた。
オーダーを取る際、下を向いてメモをとらずにお客様と向き合ってしっかりコミュニケーションを取る―
これは東洋亭さんのような店にとっては当たり前のことなのかもしれないが、普通の店ではできそうでなかなかできないことである。
私は初めてこの店を訪れた時、まずこの点にとても感動した。
また、丸太町東洋亭ではとてもゆったりとした空気を感じる。
何故か?
広い空間に6テーブルしかないからか?
料理の運ばれてくるタイミングがゆっくりとしていて、程よいスピードで食が進むからか?
理由はいろいろ考えられるがその一つが先日解き明かされた。
それは「夜の食事の時間には最大6組しか入らず、また時間制限もない」ことである。
すなわち何時からの予約で何人であろうと1日にテーブル数以上の予約は受けないし、6時に店に入って10時までいても構わないのである。
オーナー夫人のYさん曰く「お客様にゆっくりと食事を楽しんでもらいたいから」だそうだ。
例えば6時に予約で3テーブル埋まっていたとする。
7時から更に予約で3テーブル埋まるとしても、テーブルが全て埋まっているのは7時からの1時間くらいのことで、しかも4人掛けのテーブルが4人組で全て埋まることはまずありえないので、店内が混み合っているような感じにはならない。
まぁ仮に6テーブル全てが同じ時間帯埋まっていたとしても、店内が広々としているので気にならないだろうが…。
テーブルが空くのを入口で待っているようなお客もいないので、非常にゆったりとした時間・空間を味わえる。
食事をしている際、混んできて入口で待っているような人が視界に入ったら何となく気ぜわしく、早く席を立たないといけないような気がするので、こうした店側のちょっとした配慮(でも店にとっては採算が悪いだろう)がとても有りがたい。
とにかくさりげなく、いろいろな気配りの行き届いたレストランなのだ。
さすが老舗!!
料理のお味の方ももちろん文句のつけようのない「プロの味」である。
どうなふうに美味しいかは言葉で十分に表わす自信がないので控えるが、石炭ストーブで長い月日をかけて煮込んだデミグラスソース、とろけるようなスープやシチューの味…
あぁ、プロフェッショナル!
美味しいものを出す店はいっぱいあるが、おこがましいことを言えば頑張ればできそうな美味しさと、どんなに頑張っても作り出せない美味しさとがあると思う。
丸太町東洋亭は無論後者だ。
…しかしマネできない味だと思えばますますマネしたくなるのが人情。
後日デミグラスソースを作った私であるが見事沈没した。
それなりに美味しく出来ても所詮家庭の味。
「完敗だ」
―30年ほど修行が足りないことを痛感した。
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最近ゆず湯(ハチミツ漬けゆずのお湯割り)にはまっていて、アルコールからしばらく遠ざかっていた。
食事中もゆず湯、お風呂上りもゆず湯・・・実にヘルシーである。
このままお酒の要らない体質になるかも…
とほんのちょっぴり思い始めた矢先、魅惑のアルコール飲料に立て続けに出会ってしまった。
まずはコンビニで見掛けた「琥珀エビス」。
「琥珀」というネーミングと、私の若かりし頃一斉を風靡した「午後の紅茶」を彷彿させる深みのある赤い外観。
―思わず手に取ってレジへ向かってしまった。
やられた…
しかも美味しい…
別に禁酒していたわけではないがしばらく飲んでいなかったリバウンドが来たのか、琥珀色の液体はやたら味わい深く染み透る。
お値段はエビスらしくちょっと高めで、外観からして高級感を醸しているところが心憎い。
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魅惑のエビスに手を出してから数日後、今度はキリンの限定発売品「復刻ラガー/明治・大正」を発見!
限定もの?
買わずにはいられないじゃないか。
早速両方買って味比べ。
―「明治」の方が断然オイシイという独自リサーチ結果に満足…。
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誘惑はビールだけではなかった。
義父が「アモンティラード」というシェリー酒を買ってきてくれたのだ。
う、うれしい・・・
このアモンティラード、某サイトにこんな紹介文があった。
『このシェリーは、時を選びません。愉快なときにも、考えにふけるときにも、祭りにも、気のおけない仲間の集まりにも、要するにどんなときにも欠かせない人生の伴侶です。琥珀色、芳醇な香り、ナッツのような風味、かすかな上質の甘さ。』
なるほど。
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ある友人のブログで知ったブティック社出版の『魚をさばく』。
58種類の魚のさばき方に加えて98品の魚介料理が載っているという。
「つり」→「魚料理」に敏感に反応した私は、その情報を知ると即刻セヴンアンドワイで注文した。
欲しい本が具体的に決まっている時は、送料無料で近所のセブン-イレブンにて受け取りになる「セブンアンドワイ」をいつも利用している。
自宅の目の前がセブン-イレブンなのでとても便利なのだ。
そして手にした『魚をさばく』。
オールカラーのその本は、海・川問わずなじみの深い魚からイセエビのようなおそらく自分ではあまりさばく機会のない魚まで載っている。
また、魚の特徴からさばき方のポイントまで写真付きで丁寧に解説してあり、とてもわかりやすい。
おっ、この魚はこの間釣ったけど名前がわからなかったやつだ…
なんていう発見もあったりして参考になる。
よし、これで鯛でもマグロでもカニでもOK!
何が釣れても大丈夫だぞ!!
…と意気込んでいるが家族の中で「釣り」で盛り上がっているのは私だけなのが寂しい。
オット・子供を「海の男」に改造すべく
まずは釣った魚を華麗な手さばきで料理して見せる
→ 新鮮な魚はやっぱりおいしいなぁ、となる
→ 今度はもっとたくさん釣ってこよう、となる
・・・本を手にして夢はますます膨らむのであった。
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最近やるようになったこと―だしを取ること―。
人によってはごく当り前のことだと思うが、実は私、味噌汁も煮物も全部「だしの素」で済ませていた。
「シマヤ」のだしの素より「味の素」の「ほんだし」の方がオイシイ(と思う)、とかその程度のこだわりはあったが、「この忙しいのにだしをイチから取るなんて…」と「だしを取る」行為は私の中では日々の家事の範疇外であった。
「だしを取ってみようかな」とふと思ったのは「天然昆布専門店 次郎長屋」さんのサイトを見てから。
仕事で次郎長屋さんを知ってサイトを見ているうちに、そのこだわりの昆布を試してみたくなった。
「出しの取り方」のページを見ると、なんだかだしを取ることも特別なことに思えなくなったし…。
早速注文して届いたのが「出し取りセット」。
これがあの昆布か…
夜おいしい味噌汁を作るために、朝自宅を出る前に昆布をひとつかみ鍋に入れた。
帰宅後鍋をのぞくと昆布がひろがり、水の色も変わっている。
洗濯物を取り入れる傍ら、鍋に火をかけるとちょうどいいタイミングで沸騰直前になる。
昆布を取り出し、セットに付いていたかつおぶしを入れる。
これで完了。
な~んだ。全然手間かからへんやん。
その後、あげ・えのき・ねぎでシンプルな味噌汁にしたが、その美味しかったこと!
もう出汁取りはやめられませ~ん!!
主婦歴10年にして開眼しました。
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昨日の晩御飯は「ハンバーグごはん」。
これは体験教室にいらしたYさんに教えて頂いたY家秘伝のメニューだ。
ハンバーグとごはんが一体になっている「一つで二度オイシイ」メニュー、さてその実体は…?
焼きあがってお皿にのっているのは、見たところごくごくフツーのハンバーグ。
とても美味しそうだ。
しかし中にご飯が混ざっているという。
お味の方は…
ウン、オイシイ!!
ご飯が混ざっていることによって、ハンバーグがよりふっくらと焼きあがっている。
口当たりが良く、いつもよりおいしいくらいだ。
難点を挙げるとすれば、ご飯とおかずが混ざっているのでこれ一品でご飯を食べなくていいはずなのに、やはりおかずの感が抜けず、どうしても白ご飯が食べたくなってしまう点か。
しかしオイシイ…。
男の子2人の我が家ではこれから成長するにつれ、肉をたくさん食べるようになるに違いない。
そんなとき、白ご飯を混ぜて嵩上げすれば…みんな満足!お母さんの財布も満足!!
コスト面でも味の面でも合格の一品、ウチのハンバーグはこれからご飯入りに決定だ!
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染め体験教室にいらっしゃったお客様から教えて頂いた「ハンバーグごはん」。
何でもその方のお母様が「ごはんとおかずを一緒に食べられるように」と考案されたメニューだとか。
「ハンバーグごはん」
そう聞いてどんなものを想像するだろう?
名前だけ聞くとファミレスにあるようなお皿にごはんが盛ってあり、ハンバーグが添えてあるもののようだ。
なーんだ、普通やん…。
そう思った私はやはり凡人だった。
「ハンバーグごはん」とはハンバーグの具にご飯が混ぜてあるもの、すなわち本当にごはんとおかずが一緒になったものなのだそうだ。
もしかしてオイシイかも…。
そして便利かも…。
私とオットの意見は一致した。
というわけで、今日の晩御飯は「ハンバーグごはん」。
調理担当者はオット。
結果は吉と出るか、凶と出るか?
また後日記録することにする。
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よらむさんに教えてもらってからヤミツキ。
ビールのアテにサイコー!
あぁ、おいしい~!!
【ファラフェルの作り方】
①ヒヨコ豆半カップを20時間以上水に浸けて戻す。(爪で割ってガバッと開いたらOK)
②タマネギ1/2、ニンニク1かけ、クミン・コリアンダー各小匙1、黒こしょうと①を一緒にフードプロセッサーにかけて攪拌し、半日~2日くらいおく。
③②に塩を混ぜ、一口サイズに握って油で揚げる。
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鳳城滑魚
―鯛の中華風刺身、というのだろうか。
薄切りの鯛を千切り野菜や薬味たっぷりのタレと混ぜて食べる広東料理である。
その昔、私とオットが結婚を決めた時、大阪の某ホテル中華料理で両家の親の初顔合わせをした。
その時にオットの父が美味しいから、と言ってオーダーしたのがこの料理だそうだ。
「~だそうだ」とはまるで他人事みたいであるが若かった私は緊張していて、何を食べたかなどは全く覚えていない。
が、義父の話によるとそういうことらしい。
最近中華料理の話をしていてこの「鳳城滑魚」のことが話題になった。
結婚前のエピソードはこの際どーでもいいが、私が全く覚えていない「鳳城滑魚」は聞けば聞くほど美味しそうである。
白身魚の刺身と細切りにした野菜にパクチやナッツ、揚げたシュウマイの皮などをたっぷりのせて、薬味の効いたタレを回しかけて食べる…ああ、想像しただけでヨダレが出そう。
よし、これを作るぞ!
というわけで見よう見まねで作ってみたのが一昨日。
オイシイ。
だが何か違う。
野菜の細切りはもっともっと細くしたほうが良さそうだ。
ナッツはできるだけ小さく砕いたほうがいいのではないか?
タレには酢ではなくレモン汁を入れてみたらどうだろう?
…
食い意地の張った我が家では新しいメニューを巡って活発な意見交換がなされた。
そして「気に入った料理ができるとしばらく同じものを繰り返す」癖のある私は翌日もこの「鳳城滑魚もどき」を作ることにした。
美味しくできますように…
前日の反省点を踏まえて、私は「改良版・鳳城滑魚もどき」を作った。
完成した1品は野菜が多くて鯛がほとんど見えないものの、味は合格!
どっちかというと「鯛が入った野菜サラダ」という状態だが、おいしければヨイデハナイカ。
久しぶりのヒットメニューに満足した夜だった。
しかし「鳳城滑魚」、コレ何て読むんだろう?
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料理は決して嫌いではない。
自分で新しいメニューを試してみるのも結構好きだ。
ただし十分な時間と資金があれば、の話である。
普段は帰宅してから「ごはんまだぁ~?」と口を開けて待つ子供に軽くおやつをあてがい、その間に洗濯物を取り入れ、寝かしつける時間と子供が見たいTVの時間から逆算して風呂と食事の段取りをし…と鬼のような形相で雑事をこなしているので料理に手間ヒマかけている余裕がない。
なのでいつも「カンタンでおいしく、コストに長けたメニューはないか?」ということを考えている。
そしてたまにその条件を満たす料理を見つけると、しばらくその料理は続けて出ることになる。
(単に新しいものを考えるのがめんどくさいだけと言えばそうなのだが。)
最近はまっているのはレンズ豆を使ったレシピ。
もらいもののレンズ豆を戸棚に入れたままだったのを思い出し、料理に使ってみたら簡単で(レンズ豆は乾燥したまま煮込んで使える)思いがけずおいしくできたのだ。
あんまり美味しくできた(と自分では思った)ので調子に乗ってオットに言ってみた。
「店開いて出してもいいくらい美味しくない?」
すると
「う~ん…店かぁ…外に出すなら味に何かもうちょっとヒネリが欲しいなぁ…」
と夢のないコメントが返ってきた。
味にヒネリ?
ヒネリをつけてみせようじゃないか。
本業の染メ業が傾いた時にビストロ・テゾメヤとして再起を図るのだ!
―いつものことながらたくましい想像力が働き、ビストロ・テゾメヤの内装までイメージした。
そんなことより料理の腕磨けよ…。
ちなみにこのときの料理とは「鶏肉と野菜のレンズ豆トマトソース煮込み」。
そして次の日は「鶏肉とレンズ豆のクリーム煮込み」。
そして次の次の日は「アスパラガスのレンズ豆ソース添え」。
そして次の次の次の日は「レンズ豆カレー」。
「ビストロ・テゾメヤ」オープンへの道のりは遠い。
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去年から植えっ放しにしていたフレンチタラゴン。
一緒に植えていたピクルス用きゅうりを抜いてからメキメキその存在感をアピールし始めたのだが、暖かくなってからさらにぐんぐん生長し、今ではすっかりモジャモジャに…。
剪定するついでにピクルスでも作るか―
と思っていたら、ナイスなタイミングで友達がお父さん菜園の野菜を持ってきてくれた。
(お父さん、いつもありがとうございます!)
「ちっちゃい胡瓜が入ってるけどピクルスにでもしてね」だって。
スゴイ…何で私の考えていることがわかったんだろう。
一晩野菜を塩漬けしてピクルスを作る準備をする。
今日の野菜はきゅうり・ラディッシュ・カラーピーマン・ニンジン。
カラフルでおいしそうだ。
そして今朝、ピクルス液を作った。
酢が足りない…がとりあえず野菜を漬け込む。
不足分は今夜作り足そう。
これで数日待てば、美味しいピクルスのできあがり!のはず。
またひとつ酒のアテが増えた。
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うちの台所にはカレンダーをかけている。
そのカレンダーには毎月お菓子の写真が載っていて、食いしん坊の次男は月が変わると新しいお菓子の写真を眺めるのを楽しみにしている。
そして時々無理難題を言う。
今月の写真は豪華なウエディング・ケーキ。
案の定次男はそれを作れと言い出した。
まずいことにレシピも載っていて字が読めるようになった彼は作り方が書いてあるのを理解している。
しかし写真のように美しく作るのはあまりにも難しそう。
似ても似つかぬモノが出来上がって次男に「うちのおかーさんはお菓子作りが下手だ」と思われたくない。
「三つ子の魂百まで」だから、今「料理下手」の烙印を押されると一生「ダメ母」の記憶を持たれかねない。
そこで4月のお菓子「マカロン」を作ることで懐柔を図った。
(4月・5月も当然カレンダーのお菓子を作れと駄々をこねられたのだが何とか今までのらりくらりとかわしていたのだ。)
写真のマカロンはピンク・黄色・緑の3色でコロンとした姿が愛らしい。
次男に「4月のみどり色の丸いお菓子作ろうか?」と投げかけるとあっさり「6月のお菓子」のことは忘れ去ってくれた。
彼は異常に「みどり」が好きで、何でも緑色のものを好む傾向にあるのだ。
「パラサウロロフス・フリーク」で「みどりきちがい」とはまるで偏屈者のようだが、実際ヘンクツモノ予備軍だ。
一体誰に似たんだろう。
ともかく日曜の夕方、夕食の用意をしなくてはならない時間になったころ、ようやく緑のマカロン作りに取り掛かった。
材料は事前に揃えていた…はずだったがアーモンドパワー(「アーモンドパウダー」のことを次男が間違えて「アーモンドパワー」というのでウチではそう呼ぶ)が足りない。
まぁいいや。
粉つながりということで小麦粉入れちゃえ。
粉砂糖も足りないし、三温糖でいいか。
次男は心配なのか、『Mr.インクレディブル』のDVDを見ながらも何度も何度も台所に見に来る。
生地が緑色になってオーブンの角皿に並ぶと安心したようで、やっとチェックしに来なくなった。
ここまでは順調。
いい感じにできるかも。
焼き上がりを冷ましてチョコクリームをはさむと出来上がり!!
みどり好き次男、お菓子なら何でも大好きの夫、年の割には味にうるさい長男の3方を満足させる出来になったか?!
何だかしっとりとした口当たり。
なかなか美味しいけどマカロンってサクッとしたお菓子じゃなかったっけ?
アーモンドパワーの不足分に小麦粉を使ったからしっとり感がでてしまったようだ。
ま、みんなオイシイと言っているからいいか。
次男はみどりの丸いお菓子をいっぱい食べて眠そうな目をこすりながら満足げに言った。
「5月のお菓子も作らなあかんな~」
カレンダー変えようかな…
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今日の晩御飯はラタトゥーユ。
夏野菜の煮込み料理だ。
ナス・玉ねぎ・セロリ・ピーマン・青瓜・トマトなど夏の野菜をオリーブオイルで炒め、じっくり煮込む。
グツグツ…
煮込み始めて数分、味見をしたらなんとなくボケた味だったのでアクセントにと思い、カイエンペッパーを2本入れた。
カイエンペッパーの辛さはハンパじゃないのでもちろん種は取り除き、間違えて食べるとえらいことになるのでカイエンペッパー自身もしばらくして取り除いた。
万全を期したつもりだった。
しかし、できあがりに近づいた時、目尻がかゆくなってうっかり右手で掻いてしまった。
「辛~~~~い!!☆△◎♯」
目が「辛い」!
ヒリヒリ・ズキズキ!!
カイエンペッパーを直接指でつまんだせいだ。
もちろんカイエンペッパーを触ったあとは手を洗っている。
でもそのくらいじゃカイエンペッパーの威力は衰えない。
このカイエンペッパーは去年ベランダで育てたものを乾燥させた自作ドライ・ペッパーだ。
そのせいか威力は市販の鷹の爪とは比べ物にならない。
毎回最新の注意を払っているのに…。
その後は夕食の支度を放り出してお風呂へ直行。
あー危なかった。
気を付けねば…。
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