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2009年3月21日 (土)

スキあらば…

園芸好きはスキさえあれば何か植えてしまうものだ…

で、隙間発見!!

09032101…やっぱり植えてしまった。

春の陽気に誘われてつい。

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2009年3月20日 (金)

私設美術館に行こう!

京都商工会議所の催しで細見美術館館長さんの講演を聞く機会があった。

お題目は「京都の琳派から日本の美意識を考える」。

スライドを見ながら館長の細見氏が絵師の特徴や時代背景、作品についての解説をしてくださったのだがこれがなかなか、いやとても面白い!

細見家三代にわたって日本の美術工芸品を集めてこられただけあって、その語り口からは成長するにつれて習得された知識の他に、生まれながらにして自然と身に付いていたのではないかと思われる、“美”に対するセンスのようなものが感じられた。

広く深い知識から成る、私のような素人にもわかりやすい解説のおかげで講演会の1時間は瞬く間に過ぎ、実際に琳派の作品を見るために細見美術館へ移動―

細見美術館は京都市美術館や国立近代美術館もある岡崎エリアに位置する。
私はここには初めて入ったのだが…ここはイイ!!

何が「イイ」のかって、とにかくハコが面白い。
美術館の建物自体が美しい建造物であり、私設美術館ならではのオーナーの“好み”が感じられる。

各展示室は大きな美術館ではまずあり得ない小部屋で、展示品は数点ずつ、次の展示室に移るには自動ドアを通らねばならない。

展示室は美術館の内壁に沿ってぐるりと進むような形に並んでおり、吹き抜け状になった中心部近くにあるカフェとショップには、美術館に入館しなくても直接外から入れるようになっている。

最上階には茶室があり、畳間は開け放たれ、野点席風のイス席もあって広々とした空間を演出している。

茶室と美術館出入り口を結ぶ階段の踊り場からは疏水を挟んで京都会館が見え、これまた開放的な美しい眺めである。

これも十分に計算された『借景』の一つであろう。
川べりの桜が咲く季節、新緑の季節、紅葉、冬景色など、四季折々に素晴らしい眺めとなるのだろう。

次は是非桜が咲いた頃に訪れたいものだ。

私設美術館だからこそできるある種の『贅沢』・・・

樂美術館といい、細見美術館といい、今、私設美術館が面白い…かも。

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2009年3月17日 (火)

藍染め体験

私が直接先生役をするわけではないけれど、ワークショップは大概いつも主催する側だ。

―私もどこかのワークショップに参加した~い!

と思っていた時に知った『藍染めで日傘を作ろう』のワークショップ。
即申し込んで待つこと数ヵ月・・・

高倍率だったにも関わらず(先着順でなく抽選だった)、運良く『当選』!!

というわけで
「当たっちゃったしぃ~。これも仕事のうちだしぃ~~~」
と土曜日だけどオットひとりに店を任せ、奈良県大和郡山市の「箱本館『紺屋』」さんへ。

箱本館は大和郡山市が管理する藍染め体験ができる施設であり、ここではなんとすくもを使った天然発酵建ての藍で染め体験ができるのだ!

09030902(ちなみにウチでも天然藍を使っているが化学建てであり、すくもの天然発酵建ては実験的にごく細々とやっているに過ぎない。)

天然発酵建ての藍を使っている染め工房は何軒か知っているが、箱本館ほど気軽に―ウチの化学建ての藍と同じように―染め体験をさせてくれる所は珍しいと思う。

その貴重な場所で『型染めで日傘をつくる』ワークショップ・・・

ウフフ…当たっちゃったもんね~♪

「勉強してきてな~」
と見送るオットの声が何となく冷たいような気がしたのは気のせいだろうか?

 ***  ***

さて、そのワークショップ、まずは日傘の生地を骨からはずして藍で染めることから始まった。

箱本館では今生きてる藍は4甕ある。

そのうち3甕は今回のワークショップのため?に1月末から2月にかけて建てた比較的元気な若い藍、残り1甕が去年から頑張っているおじいちゃん藍なのだが、地色を濃く入れるために最初は若い藍を使う。

ズブズブズブ・・・

箱本館の藍は甕ごと保温しているだけあって温かく、液中の作業も心地いい。

―藍太郎、藍次郎、藍三郎、ゴメンよ…

私は手を動かしながらも、ウチの工房のベランダで過酷な寒さ暑さにさらされてきた今までの藍たちを思い浮かべ、心の中で静かに詫びた。

適度な温度で保たれている箱本館の藍たちは、ウチで頑張ってくれた藍に比べてのびやかでみずみずしいような気がする。

―人間も藍も本領を発揮するには適度にいい環境が必要だということか?

 ***  ***

藍甕の中で約2分液となじませた後は水中で酸化発色させる。

ウチの藍だと液から出した途端に空中酸化が始まり青く発色してしまうのに、箱本館の藍は水中で緩やかに発色する。

なぜだろう?
これが化学建てと天然発酵建ての違いなのだろうか?

 ***  ***

水中で発色させた後、よく絞ってまた“藍甕にもどす→水中発色”を繰り返す。
回数にして約8~10回。

09030903その後、十分な濃度に染まった生地を傘に取り付け、乾くまで干す。

 ***  ***

乾いたらいよいよ型を彫って抜染(色を抜くこと)だ。

型は箱本館にもいろいろ本格的なものがあるのだが、

「せっかくだから皆さんオリジナルの図案を描いてください」

ということで、紙と鉛筆を持って奮闘。

私はいつもの悪いクセで「自分のだから、まぁええやん」とばかりにサラサラと適当に図案を描いてさっさと型を彫ってしまったが、参加者の皆さんは下絵を予め準備していたり、図案集から写してきた図案を丁寧に彫ったり…ととても慎重に進めていらっしゃる。

もっともオットに言わせるとそれが当たり前の姿勢だそうだ。

確かに・・・

どちらの姿勢が良い結果を生むかは仕上がった日傘を見れば一目瞭然。

最後に抜染剤を落としてもう一度藍甕に入れ、白く抜けた部分に好みで薄い藍を入れて完成なのだが、出来上がった皆さんの作品の素晴らしいこと!!

本当に売りモノの日傘みたい!!!

私のは…
恥を忍んでここで遠目にご紹介。

09030904_2 ジャ~~~ン!

~街でこの日傘を差した女を見かけても決して声をかけないでください・・・

 ***  ***

出来栄えはともかく、藍染め体験はとても楽しくタメになった。

箱本館のスタッフの皆様、ありがとうございました!

私も天然発酵建て、頑張るぞ~~~!!
今年は藍四郎で勝負だぁっ!!

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