「京都御所ゆかりの至宝」展を見るため、京都国立博物館へ。
最終日ということもあり、入館は20分待ち。
とはいえ、もっと長蛇の列かと思っていたので、20分程度とはちょっと意外だ。
館内には歴代天皇の肖像画や書簡、工芸品などがずらりと並ぶ。
蒔絵の櫛箱や螺鈿の硯箱など、天皇家にまつわる品々だけに華やかで格調高いように見える。
中でも目を奪われたのはやはり「宮廷の装束」のコーナーだ。
天皇家に嫁いだ徳川家二代将軍秀忠の娘、徳川和子の十二単など、大して色褪せることなくきれいなままで保存された装束が展示室の1コーナーにずらりと並んでいる。
ガラスケース越しではあるが、それはなかなか圧巻な眺めであった。
宮中で大切に使われ、保管されてきたのであろう。
どの品も200年・300年経ったものとは思えない。
有職文様柄に織り上げられた生地、鮮やかな紅の色合いなど、ため息が出るほど美しく優美である。
表地が萌黄色、裏地が縹の小直衣…その色合いの美しさは図録の写真からはほど遠く、並んで待ったかいがあったというものだ。
―今度袷の着物を作るとき、もしくは長襦袢を作るとき、その色使いいただいた~~!!
と心で叫んだが、あの気品ある色合いを出すことができるだろうか?
ここはひとつオットに頑張ってもらいたいところだ。(←人任せ)
・・・
いいもの見て満足して外に出た。
何となく博物館の入口にあるカフェに入ろうということになった。
私は白玉あずきしること塩昆布・日本茶という取り合わせの“ぜんざいセット?”を頼んだ。
どうも「日本の美」のイメージが強くインプットされてしまったらしく、舌も「和風」を求めていたのだ。
運ばれてきたセット…正直がっかりだった。
自分で入れるお茶のほうが絶対おいしいぞ。
博物館に併設してあるカフェなんだから、もうちょっと頑張ろうよ~と思ったが、よく見るとそのカフェは「か○ふね屋」。
…仕方ないっか。
夕食時にビールで口直ししましたとさ。
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